投資競馬 お役立ちデータ
競馬を投資とするにあたり、役立つデータを 公開します。
☆ 単勝人気オッズ
(1) 単勝1~5人気の勝率は、何十年も、ほぼ変わらない
投資競馬が成り立つのは、このデータがあってこそ、です。
馬券の正式名称は 「勝馬投票券」
つまり、「どの馬が勝つか? お金を賭けて投票する」というわけです。
(2) 単勝1~3人気の連対率 約70%
単勝 1~5人気となれば、連対率は、ほぼ9割になる。
(※ 連対率)
万馬券といえども、1着、2着とも、
6番人気以下の人気薄での決着は、案外少ないものです。
高配当の馬券も、たいてい 1着は、1~5人気の馬で、
2着に、人気薄が来て、というパターンが多いのです。
まれに、1着が人気薄のこともありますが、この時は、
単勝も、かなりの高配当になります。
(3) その馬に、ピンと来たら、高配当??
このデータを知っておくと・・・・・
もしアナタが、「どうしても気になる、買っておきたい馬がいる」
という場合、仮にその馬を、Xとしましょう。
X馬の人気は、きっと 6番人気以下の、人気薄でしょう。
こういうときは、Xの単勝、複勝と、
Xから 1~5人気の馬連5点、合計 7点購入
という作戦が、購入点数を抑えて、的中率を上げるコツです。
あなたの気になる人気薄 X馬に連対する もう1頭の馬は、
おそらく 1~5人気の、人気どころのハズです。
連対率と、万馬券のデータを知っていれば、これが的中の近道になるのです。
もちろん、X馬が 2着にも来なければ、馬券が紙切れと化してしまうのは、言うまでもありません。
☆ 競馬に仕組まれているもの
よく 「出来レースというのがあって、その筋の情報を持っている人を 勝たせるレースになる」
と言われます。
競馬は、特定の人々を、儲けさせるよう、シナリオができている・・・・
そんな オカルト的なことも、よく聞くでしょう。
しかし、統計的なデータで見る限り、目だった作意は、あまり無いと思います。(目立たないところでは あるのかもしれませんが、投資競馬では、さほど問題にしません。)
「あまり無い」と言ったのは・・・・・
私自身が、2つ、気になっていることがあります。
(1) 枠連において、1ヶ月、1年という期間で見れば、
1~8枠が、ほぼ統計学的に自然に 連対していること
当然、一定ではなく、7,8枠が一番、連対する回数は多い。
その分、1,2枠は、連対する回数が減ります。
これは、当たり前な理屈ですね。
出走頭数が増えると、8枠から、枠内の頭数が増えます。
出走頭数が 14頭以上にならないと、1,2枠に2頭ずつにはなりませんし、常に 1,2枠に、人気のある馬が入るわけでもないのです。
(人気の馬は、データ的にも、勝つ確率は高いので、1,2枠に 人気の馬が入れば、連対する確率が上がるのは、確かでしょう。)
にも関わらず、たまに 1日通して、連対しないことはありますが、
いつもいつも「1枠が連対しない」とか、「8枠が連対しない」ということは、無いのです。
私が 「単なる抽選で 枠順が決まる、と思えない」と考えるのは、
この点なのです。
(2) ハンデ戦
ハンデ・キャッパーと呼ばれる人が、それぞれの馬の負担重量を変えて行うレースが、ハンデ戦です。
ハンデ戦は、「ゴール前で 横一線に並ぶような、白熱のレースにして、盛り上げる」のが、目的の1つだそうです。
となれば、この斤量を決める行為自体が、
馬の能力がわかる=勝つ馬を予想している?
という疑いを、持たれそうな気がします。
ハンデキャッパーが、馬券を買えたら、圧倒的に的中するのでしょうね。
もちろん、競馬関係者は、馬券を購入できないことになっていますが。
そして、ハンデ戦の結果を見ていると、一定の傾向に気付くでしょう。
① 斤量が 58.5kg, 57.5 kg というように、
0.5kg 単位の斤量を背負う馬が 出走していることが多い。
② 57.5kg, 58,5kg の馬は、連対率が良く、
56.5kg,55.5kg,50kg以下の連対率は悪い、
49kg以下は、連帯すること自体が めったにない。
(無いわけではないが、年に数回あるかどうか?
軽いのに、逃げ切れないことが多々あるのは、やはり
それを見越して、斤量が軽くなっている、としか、思えない)
③ そして、不思議なくらい、58.5kg, 57.5kg といった、
「テンゴ(0.5kgという単位の斤量)の馬同士の1,2着が、めったにない!」
④ ハンデ戦の平均配当は、定量戦、別定戦の平均配当の、ほぼ2倍。
つまり、ハンデ戦は、高配当を狙うなら、参加する価値がある。
⑤ おそらく、ハンデ戦こそ、リーディング上位でない、ふだんあまりパッとしないジョッキーが、活躍する機会なのかもしれない。
G1級のレースでは、心もとないジョッキーでも、
ハンデ戦は、狙い目かも。
これらを知っておくだけで、けっこう買い目を絞って、
高配当を狙う作戦が、立てられるでしょう。
注※ 連対率 とは
近年、3着までも馬券対象にする馬券種が発売されるようになりましたが、競馬は長らく、1着、2着の組み合わせを当てるのが、主でした。
1着、または 2着に来ることを、「連対する」と言い、
連対する確率を統計的に計算したものを、「連対率」と呼びます。
雑学的 競馬
競馬を 投資として 馬券を機械的に購入していても、
元々、競馬ファンだった方は たまには気になる馬がいる、
というのは、自然でしょう。
私にも、以下のような 「印象的な馬」があります。
☆ 馬カ(まか)不思議な馬 列伝
(1) 斤量が重い方が、成績が良い馬
① ステイゴールド
430kg台と、古馬の牡馬にしては軽量な馬なのに、58kgの斤量の G1 だと、2着好走
② ビコーペガサス
こちらも 古馬の牡馬で 430kg台の軽量だが、グレードレース(G1,G2,G3)で 57kg,58kgで好走
(2) なぜか、同じレースで 好走する馬
① ヤマニンフォックス 愛知杯 3年連続2着
しかも、人気が落ちているので、高配当
② ナイスネイチャ 有馬記念 3年連続3着