明らさまに口に出さないこと

 昨今 投資関連業界では

「日本人にも お金の扱いに関して、もっと教育し、

マネーリテラシーを高めるべきだ」

などという話が よく言われてます。

 しかし、長らく日本では

「金、カネ、と カネのことばかり言うのは卑しい」

という考えが続いているので、

インターネットが普及した現代でも、

お金のことを話題にするのは、「ごく限られた場」

に過ぎません。

 

 そうはいっても、貨幣経済の国に生まれ、住んでいる以上、

お金の問題は、すべての人の人生で、避けては通れない問題です。

 

 私は、人生に向き合い、このような事実、背景を鑑みて

「人生には、心・体・財布の 『三位一体の健康』が必要だ」

という結論に至ったのです。

 

 貨幣経済の国では(今や、地球上の、ほとんどの国が、そうだと思いますが)お金の有無、多少が、人生に多大に影響を及ぼします。

 

 どんなに高尚な宗教を広めようとも、教育を行き届かせようとしても、

最小限の生活していく、衣食住を賄えるだけの お金が無ければ、

何ら、意味をなさないのです。

 

 私が、特定の宗教や占いなどを 推薦、支持しないのは、

このような状況であるからです。

 

 国が年金という仕組みを作ったのは、

「年をとって 働けなくなっても、お金が必要だから、

それを解決するため」

というのが、原点のハズです。

 

 お金の問題は、口に出さないとしても、

全国民の問題と、私は考えています。

 

時代と環境には 常に注意

 投資家として 日々の生活を送っている、

会社を経営している、

自営業を手がけている

年金生活者である

 

あなたが、上記のいずれかでもない場合、

殆どは、どこかの会社に勤めて、給料をもらう、

という立場であると思います。

 

 その場合、雇用者と被雇用者、先輩後輩という上下関係から、

職場の同僚など、さまざまな人間関係、力関係の中に

身を置くことになるでしょう。

つまり、勤務先との仕事、メンタル面でのバランスが、

あなたの人生に大きな影響を及ぼすことになります。

 

 人間は、どうしても自分の目で見て、身体で体感して、物事を判断するものなので、自分の置かれている状況、周囲に見える環境だけで 現状を判断する傾向にあります。つまりこれは、視野が少々 狭くなってしまうことにつながります。

さらに、マスコミも 都合の悪いことや、視聴率、購読率が上がらないことは、まずもって、ニュースや記事にしません。

 

現実をよく見極める視点を 身につけることが大切です。